18日の新興市場は、買い優勢の展開となった。ブロードバンドタワーのS安が響きヘラクレス指数は反落したものの、その他の指数は上昇。好決算発表の楽天が牽引する形で、Jストック指数が急伸。ライブドアが約1年ぶりに500円回復、バイオ関連銘柄でS高が続出したマザーズ指数も大幅高となった。市場エネルギーを示す売買代金は、ジャスダック市場が前日比14%増、マザーズ市場は約2倍に膨らんだ。
また、比較的底堅い推移を見せていたジャスダック平均が半月ぶりに年初来高値を更新するなど、完全に投資家心理は好転したと言えよう。新興市場全体と反比例する形で急伸したブロードバンドタワーがS安したことは、一つの転換点になるのかもしれない。