2日の新興市場は、買い優勢の展開となった。アンジェス、そーせいなどのバイオ関連、ダヴィンチ、アセットマネなどの不動産流動化関連銘柄が相場を牽引した。ただ、相変わらず楽天など主力株の上値は重く、Jストック指数が反落となるなど煮え切れない部分が多い。その一方で、株式分割後の快進撃が続くガンホーだが、時価総額でライブドアを抜きさり、インデックスの約2倍まで膨らむなど、「やり過ぎ」の感は否めない。ガンホーに連れ高していたオンラインゲーム関連のコーエーネット、アエリア、萌え関連のブロッコリーが週末に急落したところを見ると、週明け後の調整は不可避か。ガンホーの急騰がヘラクレス指数の上昇を牽引していただけに、その影響が懸念されよう。

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