23日の新興市場は、全面安となった。相場活況で高値更新が相次ぐ東証1部とは裏腹に新興市場の”夏休み”が続いている。時価総額上位の主力株が総崩れになったほか、直近IPO銘柄もほぼ全面安。一休が上場来安値を更新するなど、底割れする銘柄も散見されつつある。つくばエクスプレス開業を控え、萌え関連のまんだらけ、コーエーネットが人気化したが、影響は限定的だった。 

 直近では、スペースシャワーを筆頭に、ATLシステムズ、バッファローなど、マーケットメーク銘柄に人気化する銘柄が見られる。振り返ってみると新興市場の相場が低迷した昨年12月、今年4月などに見られやすいに現象に映る。その後は、新興市場が比較的堅調にするケースが多いだけに、もう暫くの辛抱だろうか。